夜きのこダイエット115日目(夜に食べると太るのはなぜ?)
ダイエットで定説の「夜遅くに食べると太る」ですが、そもそもなんで夜に食べると太るんですかね。
確かに、朝に比べて夜の方が食事誘導性代謝が低くなるので、
夜にたくさん食べるとダイエットには不利だと思いますし、
食べた後にすぐ寝てしまえば、摂取したエネルギーが消費されないので、
脂肪として蓄えられてしまうという理由もあります。
でも、最近の研究で、体内時計に関与するたんぱく質である「BMAL1(ビーマルワン)」が、
脂肪の蓄積に大きく関わっていることがわかったんだそうです。
このBMAL1の役目は、DNAに結合し、体内時計が正常に動くように調節することなんだそうです。
また、このBMAL1は、脂肪をつくり、ため込むための酵素を増やしたり、
脂肪を分解してエネルギーに変えるための酵素を減らすようにDNAに働きかける役割もこなしています。
BMAL1は、脳以外では脂肪組織に大量に存在しています。
さらに、細胞内のBMAL1の量が多いと、脂肪の量も多いということが発見されています。
ダイエットと大いに関係がありそうなこのBMAL1ですが、
このBMAL1の量は1日の中でかなりの増減があるんだそうです。
BMAL1の量がもっとも少ない時間帯は午後3時ごろで、
もっとも多い時間帯は午後10時〜午前2時ごろになります。
BMAL1の量が多いと、当然脂肪を蓄積しようとする働きも強くなるので、
午後10時〜午前2時ごろに食べたものは脂肪として蓄積されやすくなるという訳なんですね。
そこで、BMAL1を減らせば脂肪も蓄積されにくくなるんじゃないかという話になります。
例えば、体内時計が狂ってしまって、昼夜逆転している人には、
朝日を浴びるようにお医者さんから指導されますよね。
実はBMAL1というのは、朝日を浴びるとBMAL1の量が減少するそうなんです。
遮光カーテンで外の明るさが全く分からない環境なんかだと、
朝日を浴びて目を覚ますなんてことも無くなってしまい、
寝ているうちに増加したBMAL1の量を減少させられないまま、
1日を過ごすことになってしまいますね。
私も遮光カーテンで朝日をあまり浴びないまま、無理やり目覚まし時計に起こされているので、
今日からはちょっとカーテンを開けて、朝日を浴びながら起きたいと思います。
2月2日(ダイエット189日目)の体重データ(オムロンのカラダスキャンという体重計を使用)
さらに、夜きのこダイエット115日目
体重:80.5キロ(開始より−26.5キロ:夜きのこダイエット開始より−13.0kg)
体脂肪24.5% BMI25.4 体年齢44歳
あら、急に減って来ましたね。
先日出張で買ってきた黒糖ショウガを毎日食べ続けてるせいですかね。